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剣持勇がデザインしたカブトチェア

剣持勇デザイン天童木工製造のヴィンテージチェア、カブトチェア ジャパニーズヴィンテージ(日本)

ジャニーズヴィンテージ

1963年~1970年代に剣持勇がデザインして山形の老舗家具メーカー天童木工によって作られたカブトチェア。ミッドセンチュリー漂うオレンジカラーのビニールレザーで仕上げているスマートなフォルムが印象的なデザインの当時のヴィンテージ品でおしゃれな名作椅子チェアです。

横からのシルエットもこんな感じです。オレンジカラーのビニールレザーで1本脚タイプのロビーチェアスタイルの椅子は、現行モデルでは存在しない。とっても希少です。

カブトチェアの由来

なぜ?通称カブトチェアというかと、日本史の教科書でも、戦国時代に武士が身につけた「兜(カブト)」頭部を守る防具です。

そんな歴史のある日本の兜がモチーフとなった言われいます。それでは、上から見るとこのように、何となくその名の通り、カブトを彷彿とさせるシェルのフォルムが印象的なアイテムです。

座り心地

座り心地は、体がすっぽりと収まる感じ背を抱くように湾曲して伸びた座面は、肘掛けとしての役割も担いつつ、包み込まれるような快適な座り心地で、ヴィンテージながら今でも十分に満足感のある1脚です。

剣持 勇(けんもちいさむ)

デザインをした剣持 勇(けんもちいさむ)は、ジャパニーズ・モダンと呼ばれるデザインの礎を創った人物の1人でもありインダストリアルデザイナーとして、秋田木工のあのベストセラーである「すわる、はこぶ、かさなる。202」のスツール202や天童木工のカブトチェア(現行モデルS-5009AA-AA)。

柏戸イス(S-7165)などの名作椅子やインテリアはもちろんのこと乳酸菌飲料で有名なあのヤクルトの容器などの多くのプロダクトを生み出しています。

天童木工

製造メーカーの天童木工は1940年の創業で山形県天童市に本社を構える家具メーカーで日本人デザイナーや世界的有名なデザイナーとタイアップして数々の名作椅子などの商品を手掛ける老舗家具メーカーでプライウッド技術を得意としています。

まとめ

剣持勇と天童木工のコラボから生まれた名作椅子「カブトチェア」のヴィンテージ品を紹介しました。現行モデルのステンレス脚4本のS-3048MP-NT、S-5009AA-AA、S-5007AA-AAももちろん素敵ですが、今では希少なヴィンテージのカブトチェアも何とも言えない良さがあります。

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